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イマソラコーヒー

2022.12.102022年12月10日(土)

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昨日の最後に物価高と記載しました。
10月以降値上げの通知が多くてよくわからなくなっています。
珈琲豆、小麦粉、牛乳、ヨーグルト、チーズ、そして卵。
業者さんも配達に来るたびに値上げの通知を持ってくるので
それも大変だろうなあと思います。
イマソラは珈琲豆の販売部分だけを値上げさせてもらいました。
あと、包装資材の袋も有料化させてもらいました。
飲食に関しては据え置きとしております。
昨年まではフードのみでもご注文可としてました。例えばカレーだけ。とか
ランチだけとか。今年からワンドリンク制を導入し、珈琲屋なので、やっぱり
珈琲を飲んでほしいということから、そうさせてもらったことから、お一人当たりの
単価をあげるようにしました。

飲食ばかりの話をしましたが、物販の方はどうかということですが。
陶芸家さんたちも、材料費、ガス代、電気代すべてが値上げになっていることから、
今年途中ごろから徐々に値段があがっています。

以前の納品と、今年後半の納品とでは価格が違う場合もあります。
そして特定の作家さん(言い方がちょっとおかしいですが、個展では個数制限をしないといけないくらいすぐに作品が旅立ってしまう作家さん)は秋以降お値段が急激にあがって
います。それだけ需要が増えているということかもしれません。

先日埼玉県のうつわノート様が書いておられた文章がすごく勉強になり、考えさせられたので、こちらに記載しておきます。(うつわノートさんに行ったことはありませんが、文章から作家さんを大事にし器を大事にされているお店だなあと尊敬しております。新参者が偉そうに言うてますが(すいません))

「モノの価値は徐々に固定していき、ブランドとして確率していきます。その過程で当初のモノの意味は薄れ、記号的に認識され、疑いをもつことなく広がっていきます。それはモノが流通するうえで必要なことではありますが、単なるブランド化することでモノの意味が忘れ去られてしまうことは悲しいことです。その本質はどこにあるのか、考えることも大切です。」

個展では作家さんも在廊されています。その作家さんのファンの方はどうやって作られるのか、物を大切に感じられる方はきっと話かけてみようと思われると思います。(人見知りな方は仕方ない)購入してぱっと帰られてしまうかたもちらほらやはり見られます。せっかく作家さんもいらっしゃるのに、なぜ?って思うこともよくあります。人それぞれですので、何が正しいとかわかりませんが、イマソラでは、その時間も大切に感じてくださる方に来てほしいなあと思います。
そして作家さんから作品を預かり、私たちは使い手にしっかりと作品がどうやって作られているのか、そして作家の思いを伝えていければと思っています。

売れればいいと言う物ではないということ。人気だからいいということではありません。お店ですから商売として、仕入れた作品を気に入っていただき売れた方が良いということはわかってますが、それだけじゃないからこの仕事ができるんです。

長い文章 意外に書くことあるやんって自分で思ってます。
気持ちがのってるので。(笑)
2回書いて再確認したことは、考えはやっぱり昭和です。昭和生まれだから仕方ないです。古いかもしれません。